幸せを呼ぶ小さな守り神：ウエディングマイスの魅力

幸せを呼ぶ小さな守り神：ウエディングマイスの魅力

結婚式に欠かせない小さなパートナー

– 結婚式に欠かせない小さなパートナー

結婚式に欠かせない小さなパートナー、「ウェディングマイス」をご存知でしょうか？
ウェディングマイスとは、花嫁衣装やタキシードをまとった小さなネズミのぬいぐるみのことです。

欧米では、生涯同じパートナーと暮らし、子沢山なネズミは、幸せな家庭の象徴とされています。
小さな体で一生懸命に働く姿や、たくさんの子を産み育てる姿から、古くから縁起の良い動物として愛されてきました。

結婚式にウェディングマイスを飾るのは、そんなネズミにあやかりたいという思いからです。
花嫁は、ウェディングマイスをブーケに飾ったり、リングピローに乗せたりして、結婚式に参列します。

ウェディングマイスには、「子宝に恵まれるように」「幸せな結婚生活を送れますように」といった願いが込められています。
また、ヨーロッパでは、中世の頃から、花嫁の身に何か青いものを身につけると幸せになれるという言い伝えがあります。
そのため、青い衣装をまとったウェディングマイスは、花嫁に幸せをもたらすラッキーアイテムとしても人気です。

最近では、日本でも、ウェディングマイスを取り入れる花嫁が増えてきました。
手作りのウェディングマイスを贈ったり、お揃いの衣装を着たウェディングマイスを結婚式のウェルカムドールにしたりするなど、様々なアレンジを楽しめます。

伝統と格式高いイギリス王室の結婚式にも

イギリス王室の結婚式といえば、世界中が注目する華やかな一大イベントですが、そんな格式高い式典にも、古くから愛されてきたウエディングマイスが登場します。イギリスで特に親しまれてきたウエディングマイスは、その伝統と格式が重んじられる王室の結婚式においても、欠かせないアイテムの一つとなっているのです。

イギリス王室の結婚式は、厳格な儀式や伝統的な装飾など、細部にまでこだわりが光ります。豪華なティアラやドレス、歴史的な建造物など、目を奪われる要素が多い中、小さく可憐なウエディングマイスの存在は、どこかほっとするような温かさを添えています。

厳粛な雰囲気の中にあって、ウエディングマイスは、新郎新婦の未来に対する希望や、参列者からの祝福を象徴するかのようです。伝統と格式を重んじるイギリス王室においても、ウエディングマイスは、その可愛らしさと共に、結婚式という特別な日に幸福を願う心を伝える大切なアイテムとして、古くから受け継がれてきたのでしょう。

結婚式のテーマに合わせて選べる多様なデザイン

結婚式のテーマに合わせて選べる多様なデザイン

結婚式の準備において、ウェディングマイス選びは花嫁にとって楽しみの一つですが、その可愛らしさだけが魅力ではありません。近年では、伝統的なデザインに加えて、現代的な感覚を取り入れたものや、結婚式のテーマに合わせた個性的なデザインのウェディングマイスも豊富に販売されています。

例えば、海の近くで挙式するリゾートウェディングや、海をテーマにした結婚式なら、貝殻やヒトデをあしらったマリンテイストのウェディングマイスが人気です。また、緑いっぱいの自然の中で行うガーデンウェディングには、花冠をかぶったウェディングマイスや、小花を散りばめたナチュラルなデザインのものがよく合います。

このように、お二人の結婚式のテーマや好みに合わせて、ぴったりのウェディングマイスを見つけることができます。最近は、和装に合うように、つまみ細工や水引を用いた和風デザインのウェディングマイスも人気を集めています。

ウェディングマイスは、結婚式のテーマを表現する一つのアイテムとして、近年注目されています。たくさんのデザインの中から、お気に入りの一品を見つけて、特別な日に華を添えましょう。

手作りで二人だけの特別なウエディングマイスを

結婚式の準備は、二人にとって忘れられない特別な時間。
市販のウエディングアイテムも魅力的ですが、お裁縫が得意な花嫁さんなら、世界にたったひとつのウエディングマイスを手作りしてみてはいかがでしょうか？

まず、お二人の好きな色の布地を選びましょう。
純白のウエディングドレスに映える、淡いパステルピンクや上品なブルーなど、様々な色が考えられます。
お二人の思い出の場所やテーマカラーを取り入れるのも素敵です。

次に、選んだ布地にレースやリボン、ビーズなどを飾り付けます。
手芸屋さんに行けば、たくさんの素材があるので、きっとイメージにぴったりのものが見つかるでしょう。

さらに、思い出のアクセサリーやチャームを縫い付けるのもおすすめです。
例えば、初めてのデートで映画を観た時のチケットや、旅行先で見つけた貝殻など。

小さなアイテムでも、ウエディングマイスに縫い付けることで、二人だけの特別な意味を持つようになります。
世界に一つだけの、思い出が詰まったオリジナルウエディングマイスは、結婚式当日だけでなく、その後もずっと大切な宝物になるはずです。

手作りなら、結婚式の準備期間もより一層楽しめます。
ぜひ、二人でアイデアを出し合いながら、心を込めてウエディングマイス作りに挑戦してみてください。

幸せのおまじないとして結婚後も大切に

結婚式で幸せを運んでくれたウエディングマウスは、結婚式の後も、新居に飾っておくことができます。玄関やリビングなど、毎日目に付く場所に置いておけば、小さなネズミの姿を見るたびに、結婚式当日の幸せな気持ちを思い出すことができるでしょう。
また、子宝のおまじないとして、寝室に飾るのも良いでしょう。
ヨーロッパでは、昔から、たくさんの子を産むネズミは子孫繁栄の象徴とされており、縁起の良い動物として親しまれてきました。特に、花嫁のベールやドレスの切れ端を使って作られたウエディングマウスは、「たくさんの子供に恵まれますように」という願いが込められた、特別なアイテムとされています。
ウエディングマウスは、お二人の結婚の幸せを願う、小さな守り神となってくれるはずです。