結婚式のスーツスタイル解説!イカ胸シャツって?

結婚式のスーツスタイル解説!イカ胸シャツって?

いいウェディングにしたい!

先生、「スターチド・ボザム」って、どんなシャツのデザインなんですか?

ウェディングガイド

良い質問だね。「スターチド・ボザム」は、男性の礼装用のシャツのデザインの一つだよ。 胸の部分に特徴があって、共布を重ねて固く糊付けしているんだ。

いいウェディングにしたい!

胸の部分を固く糊付けするんですね。どんな形に糊付けするんですか?

ウェディングガイド

形はU字型や角型があって、糊付けすることでパリッとした印象になるんだ。ちなみに「烏賊胸(いかむね)」とも呼ばれているんだよ。

スターチド・ボザムとは。

結婚式で男性が着る正装用のシャツで、「スターチド・ボザム」と呼ばれるデザインがあります。これは、胸の部分をアルファベットの「U」の形や四角形に切り替えて、同じ生地を重ねて糊で固めたものです。イカの胸のように見えることから、「イカ胸」とも呼ばれています。

花婿の正装といえば

花婿の正装といえば

– 花婿の正装といえば

結婚式に参列する男性ゲストの服装といえば、ブラックスーツやダークスーツが一般的です。一方、主役である花婿の衣装には、より格式高い正装が求められます。格式高い正装として代表的なものが、燕尾服とモーニングコートです。

燕尾服は、昼夜問わず着用できる正礼服です。その名の通り、後ろ身頃が燕の尾のように長く伸びているのが特徴です。結婚式では、特に夕方から夜にかけての披露宴で着用されることが多いでしょう。

モーニングコートは、昼間の正礼装と位置付けられています。午前中に始まる結婚式や、格式高いホテルやレストランでの披露宴に最適です。燕尾服に比べて、前裾が斜めにカットされているのが特徴です。

これらの正装は、歴史と伝統を感じさせる特別な日のための装いです。花婿の装いは、結婚式という特別な日を彩るだけでなく、新郎新婦の門出を祝う気持ちを表すものでもあります。

シャツにもこだわりを

結婚式という特別な舞台において、新郎の衣装はひときわ注目を集めます。中でも、燕尾服やモーニングコートといった正礼装は、その格式の高さと共に、新郎の凛とした姿をより一層引き立てます。しかし、真の elegance を追求するには、衣装全体の調和が不可欠です。
格式高い正礼装には、それにふさわしいシャツ選びが重要となります。シャツ選びにおいて、特に気を配りたいのが「スターチド・ボザム」と呼ばれる胸当て部分です。
スターチド・ボザムとは、シャツの胸の部分に、共布をU字型や角型に重ねて糊付けしたもので、パリッとした立体感が特徴です。この立体感によって、胸元が凛と引き締まり、洗練された印象を与えます。
糊付けには、高温の熱を加えて硬く仕上げる方法が一般的です。こうすることで、長時間着用しても型崩れしにくく、結婚式の間ずっと美しいシルエットを保つことができます。
スターチド・ボザムは、まさに新郎の正礼装における隠れた主役と言えるでしょう。

項目 詳細
正礼装のシャツ選びのポイント スターチド・ボザム
スターチド・ボザムの特徴 – シャツの胸部分に共布をU字型や角型に重ねて糊付け
– パリッとした立体感
– 胸元が凛と引き締まり、洗練された印象
– 高温の熱で糊付けすることで型崩れしにくい
メリット – 長時間着用しても美しいシルエットを保つ
– 新郎の正礼装における隠れた主役

別名「イカ胸」の由来とは

「スターチド・ボザム」。日本では、この言葉を聞いただけでは何のことか想像しづらいかもしれません。しかし、「イカ胸」という別名を聞けば、その特徴的な形状が頭に浮かぶ方もいるのではないでしょうか。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパの男性の間で流行した、この「スターチド・ボザム」。シャツの胸当て部分を、糊で固く仕上げるのが特徴です。この糊付けされた胸当て部分が、まるでイカの甲羅のように見えることから、日本では「イカ胸」という別名で呼ばれるようになりました。

ユニークな呼び名ですが、それだけこのデザインが、人々の目に留まり、印象に残ってきたことの証と言えるでしょう。当時の男性たちは、この「イカ胸」のシャツを身につけ、凛とした立ち振る舞いで街を闊歩していたのかもしれませんね。

名称 説明 特徴 期間・地域
スターチド・ボザム
(イカ胸)
シャツの胸当て部分を糊で固く仕上げた男性の服装 イカの甲羅のように見える胸当て 19世紀後半から20世紀初頭
ヨーロッパ

格式と華やかさを演出

格式と華やかさを演出

– 格式と華やかさを演出

スターチド・ボザムのデザインは、単なる装飾を超えて、格式高い場にふさわしい品格と華やかさを際立たせる要素となっています。パリッとした胸当ては、まるで背筋を自然と伸ばし、凛とした立ち居振る舞いを促してくれるかのようです。

光沢のある素材や、繊細なプリーツ加工が施されていることも多く、そのディテールは、華やかな席にふさわしい輝きを添えます。スターチド・ボザムは、着用する人の内面から自信を引き出し、周囲に洗練された印象を与える、まさに格式と華やかさを兼ね備えたアイテムと言えるでしょう。

シャツ選びで個性を演出

結婚式の主役である新郎の衣装といえば、正礼装である燕尾服やタキシード、ディレクターズスーツなどが一般的です。しかし、最近では、より個性的なスタイルに挑戦する新郎も増えています。中でも、シャツ選びは、個性を演出する上で重要なポイントとなります。

一見、どれも同じように見えるスターチド・ボザムのシャツですが、襟の形やカフスのデザイン、プリーツの細かさなど、実は様々なバリエーションがあります。例えば、襟は、フォーマルな印象のウイングカラー、華やかさを演出するワイドスプレッドカラー、クラシックな雰囲気のセミワイドカラーなど、様々な種類があります。カフスも、シンプルなシングルカフスだけでなく、華やかなダブルカフスや、個性的なデザインのカフスなど、選択肢は豊富です。

これらのディテールにこだわることで、自分らしさを表現することができます。例えば、クラシックな雰囲気が好みなら、ウイングカラーにシングルカフス、細めのプリーツのシャツを選び、モダンな雰囲気が好みなら、ワイドスプレッドカラーにダブルカフス、太めのプリーツのシャツを選ぶと良いでしょう。

結婚式という晴れの舞台だからこそ、細部までこだわった装いで、特別な一日をさらに輝かせたいものです。衣装選びの際には、ぜひシャツにも注目し、自分自身の個性を表現してみて下さい。

アイテム 種類 説明
ウイングカラー フォーマルな印象
ワイドスプレッドカラー 華やかさを演出
セミワイドカラー クラシックな雰囲気
カフス シングルカフス シンプル
ダブルカフス 華やか
デザインカフス 個性的なデザイン
プリーツ 細かさ 細め、太めなど
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