衣装

知ってた?側章の秘密

結婚式で新郎が身に纏う正装といえば、タキシードやテールコートが一般的です。すらりと脚を包むパンツの両脇に施された側章は、その格式をさらに引き立てるアクセントとなっています。この側章、実は日本独自の慣習に深く関係していることをご存知でしょうか? 側章の歴史を紐解くと、日本の武士の正装である袴に行き着きます。袴の両脇には、仕立てた布の端をそのまま活かした「 selvage(セルビッジ)」と呼ばれる部分が縦に入っていました。このセルビッジこそが、側章の起源とされています。 西洋からタキシードやテールコートが伝わると、日本人は袴に見られた武士の精神性や美意識をそこに重ね合わせました。そして、袴のセルビッジを模倣するように、パンツの両脇に側章を施すようになったのです。 こうして、日本の伝統と西洋の正装文化が融合し、側章は日本の結婚式における新郎の正装に欠かせない要素として定着しました。 側章は、単なる装飾ではなく、日本の歴史と伝統を象徴する大切なディテールと言えるでしょう。
マナー

結婚式当日の心付け、渡し方は?

- 心付けとは 結婚式という特別な日には、美容師さんやカメラマンさん、配膳スタッフの方など、様々な方が新郎新婦のために尽力してくださいます。こうした方々に、感謝の気持ちを表すために個人的にお渡しするのが「心付け」です。 心付けは、「当日のお礼」と「労いの気持ち」を込めて渡すもの。金額は3千円から1万円程度が一般的とされています。ただし、これはあくまでも目安です。 心付けを渡す際には、新札を祝儀袋に入れましょう。表書きは「心付け」または「御礼」とします。その際、感謝の言葉を添えて渡すことで、より気持ちが伝わるでしょう。「本日はありがとうございました」「おかげさまで素敵な一日になりました」など、感謝の気持ちを伝えてみてください。 心付けは、感謝の気持ちを表す日本の美しい習慣の一つです。ぜひ、結婚式という特別な日に、感謝の気持ちを込めて、心付けを渡してみて下さい。
リゾートウェディング

クルーズウエディングの魅力を徹底解説

クルーズウエディングとは クルーズウエディングとは クルーズウエディングとは、その名の通り、青い海の上を進む客船の上で結婚式を挙げるスタイルを指します。雄大な海を舞台に、非日常的な空間で行う結婚式は、生涯忘れられない特別な時間になるでしょう。近年、従来の形式にとらわれない自由な結婚式が人気を集める中、クルーズウエディングも注目を集めています。 クルーズウエディングの魅力は、何と言ってもそのロケーションにあります。青い空と海に囲まれた開放的な空間は、まるで映画のワンシーンのようです。また、船上という特別な空間は、招待客にとっても忘れられない思い出になることでしょう。 さらに、クルーズ会社によっては、チャペルやパーティ会場など、結婚式に必要な設備が完備されている場合もあります。そのため、移動の負担を軽減できるのも魅力の一つと言えるでしょう。 クルーズウエディングは、従来の結婚式とは一味違う、自由で特別な結婚式を挙げたいと考えるカップルにとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。