結婚式で燕尾服を着る意味とは?
燕尾服は、男性の正礼装の中で最も格式が高い服装です。結婚式や晩餐会、授勲式など、特に格式の高い場面で着用され、その場にふさわしい敬意を表す意味を持っています。
燕尾服最大の特徴は、前が短く後ろが長い独特の裾です。この長く伸びた裾が燕の尾に似ていることから、『燕尾服』と呼ばれるようになりました。燕尾服は、昼夜を問わず着用できる礼服ですが、一般的に夕方以降の式典で着用されることが多いようです。
燕尾服を着用する際は、いくつかの決まり事があります。
* インナーには、白いシャツと襟付きのベストを着用します。
* 蝶ネクタイを合わせるのが基本です。
* 靴は、黒のエナメルシューズを合わせます。
これらの決まり事を守ることで、より一層、格調高い印象を与えることができます。
燕尾服は、普段着ることのない特別な衣装です。だからこそ、その場にふさわしいマナーを守って着用することで、周囲への配慮と敬意を表すことができます。