知ってた?その宝石、実は…コマーシャルネームのお話
- 宝石選びの際に耳にする、ちょっと聞き慣れない言葉
結婚が決まり、いよいよ婚約指輪や結婚指輪を探し始めると、ダイヤモンドやサファイアといった宝石の名前以外にも、聞き慣れない言葉に出会うことはありませんか?
その一つが「コマーシャルネーム」です。
「コマーシャルネーム」と聞いても、すぐにはどんなものか想像がつかない方も多いかもしれません。しかし、実はコマーシャルネームは、私たちのとても身近に存在しているものなのです。
例えば、スーパーやコンビニエンスストアでよく見かける、「〇〇牛乳」や「△△ヨーグルト」といった商品名。
これらは、各メーカーが販売戦略の一つとして、消費者に商品を覚えてもらいやすくするためにつけた名前です。
宝石の世界におけるコマーシャルネームも、これと全く同じ役割を持っています。
つまり、コマーシャルネームとは、特定の企業が、自社の商品である宝石により魅力を感じてもらうために独自に名付けた名前のことを指します。
宝石は、その種類や品質、産地などによって価値が大きく変わります。
そのため、コマーシャルネームは、消費者にその宝石の特別な魅力や希少性をより分かりやすく伝えるための重要な役割を担っていると言えるでしょう。
婚約指輪や結婚指輪を選ぶ際には、宝石そのものの品質はもちろんのこと、その宝石が持つストーリーや背景にも目を向けてみることで、より一層愛着の湧く、特別な指輪選びができるのではないでしょうか。