結婚式で幸せのおすそ分け!ボンボニエラの意味と由来
- ボンボニエラとは?
結婚式や披露宴でゲストをおもてなしする際に、感謝の気持ちを込めて贈る小さな贈り物を「ボンボニエラ」といいます。
ボンボニエラという言葉は、イタリア語で「砂糖菓子入れ」という意味です。
その昔、ヨーロッパでは砂糖が高価で貴重なものでした。そのため、砂糖菓子は裕福さの象徴とされ、結婚式のような特別な日にゲストへ振舞われていました。
砂糖菓子を持ち帰りやすいようにと用意されたのが、ボンボニエラの始まりと言われています。
時代と共に砂糖が貴重品ではなくなると、ボンボニエラの中身は多様化していきました。
現在では、砂糖菓子だけでなく、チョコレートやクッキーなどの焼き菓子、紅茶やコーヒーといった嗜好品、さらにはおしゃれな雑貨などが選ばれることも少なくありません。
ボンボニエラは、単なる贈り物ではなく、新郎新婦の幸せをおすそ分けし、ゲストにも幸運が訪れるようにという願いが込められています。
そのため、結婚式という特別な日にふさわしい、感謝の気持ちと願いが込められた贈り物として、今もなお受け継がれているのです。