結婚式で新郎を輝かせる!五つ紋服の魅力を徹底解説
- 格式高い正礼装、五つ紋服とは
五つ紋服は、男性の和装の中で最も格式の高い正礼装です。
結婚式など、人生の大切な節目を祝う晴れの舞台において、新郎の凛とした姿を最大限に引き立てます。
黒羽二重の着物と羽織に、仙台平の袴を合わせた重厚感あふれるいでたちは、見る人に威厳と風格を与えるとともに、日本古来の伝統と格式を雄弁に物語ります。
五つ紋服の「紋」とは、家紋を指します。
着物と羽織の背と両袖後ろに、合計五つの家紋を入れることから「五つ紋」と呼ばれ、その数は他の紋付きよりも多く、最も格式が高いとされています。
かつては、武家の礼服として扱われていた五つ紋服ですが、現代では、結婚式の新郎をはじめ、成人式や卒業式、お祝い事など、
人生の節目となる様々な場面で着用されています。
五つ紋服は、日本の伝統美を体現する特別な一着と言えるでしょう。