結婚式で迷わない!準礼装の基礎知識
いいウェディングにしたい!
先生、「準礼装」ってよく聞くんですけど、どんな服装かイマイチ分からなくて。普通のスーツよりも格が高いって本当ですか?
ウェディングガイド
いい質問だね!確かに「準礼装」は、普段着ているスーツよりも格式が高い服装とされているよ。結婚式でよく耳にする「正礼装」の次に格式が高い「礼装」に次ぐ服装で、今では「平服」よりも格式が高い服装として認識されているんだ。
いいウェディングにしたい!
へえー!じゃあ、結婚式に招待された時とかに着ていくような服装なんですね!具体的にどんな服装か教えてください!
ウェディングガイド
そうだよ。結婚式は「準礼装」で行くのが一般的だね。男性の場合、昼間は「ディレクターズスーツ」と呼ばれる縞模様の入ったスーツ、夜は「タキシード」が一般的。女性の場合は、昼間は「アフタヌーンドレス」、夜は「カクテルドレス」と覚えておけば大丈夫だよ!
準礼装とは。
結婚式や披露宴で「準礼装」という言葉を見かけることがありますね。「準礼装」は、正式な場に出席する際の服装として、「正礼装」に次いで格式が高い服装です。
「準礼装」という言葉が生まれたのは20世紀になってからで、普段着ているスーツよりもワンランク上の服装として、パーティーや式典など様々な場面で着られるようになりました。「準礼装」は「セミフォーマル」と呼ばれることもあります。
男性の場合、「準礼装」は、昼間は「ディレクターズスーツ」と呼ばれる、縞模様の入ったスーツ、夜は「タキシード」を着用します。
女性の場合、「準礼装」は、昼間は「アフタヌーンドレス」と呼ばれる、午後から夕方にかけて着るやや丈の短いドレス、夜は「カクテルドレス」と呼ばれる、華やかな印象の短いドレスを着用します。
準礼装とは
– 準礼装とは
結婚式のお祝いの場に招待された際、「準礼装」というドレスコードを目にすることがありますよね。 「正礼装」や「平服」といった言葉と比べると、具体的にどんな服装をすればいいのか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
準礼装とは、正礼装に次いで格式が高い服装のことを指します。結婚式や披露宴はもちろん、パーティーなど華やかな場にふさわしい装いのことを言います。
20世紀になってから確立された比較的新しい考え方で、普段着のスーツよりもワンランク上の、上品で洗練された装いを意味します。
具体的には、男性であればスーツにネクタイを着用し、ベストを合わせたり、光沢のある素材のスーツを選んだりすることで、華やかさをプラスするのがおすすめです。女性であれば、ワンピースやスーツなどが一般的ですが、スカート丈や露出度には注意が必要です。膝が隠れる程度の丈のスカートを選び、露出が多いデザインのものは避けましょう。アクセサリーやバッグなどの小物使いで、より華やかな印象を与えることもできます。
準礼装は、TPOや場に合わせた装いをするための大切なマナーです。招待状をよく読み、格式や雰囲気を踏まえた上で、場にふさわしい服装を選びましょう。
準礼装の目安
– 準礼装の目安
結婚式や披露宴に招待された際、服装に迷う方も多いのではないでしょうか。特に「準礼装」と指定されている場合は、一体どのような服装で出席すればいいのか、迷ってしまうかもしれません。準礼装は、時間帯や式典の形式によってふさわしい服装が異なるため、注意が必要です。
男性の場合、日中の式典では「ディレクターズスーツ」と呼ばれるスーツが一般的です。これは、昼間の正礼装であるモーニングコートを簡略化したもので、格式高い場にふさわしい装いです。一方、夜間の式典では「タキシード」と呼ばれる礼服が一般的です。タキシードは、夜間の正礼服である燕尾服を簡略化したもので、華やかで上品な印象を与えます。
女性の場合、日中は「アフタヌーンドレス」と呼ばれる、膝丈か、それよりも少し丈の長い上品なドレスを着用するのが一般的です。落ち着いた色合いやデザインのものを選ぶと、昼間の式典にふさわしい上品な雰囲気を演出できます。夜は、「カクテルドレス」と呼ばれる、膝丈よりも短い華やかなドレスがおすすめです。光沢のある素材や華やかな装飾が施されたものを選ぶと、夜のパーティーに映えるでしょう。
このように、準礼装は時間帯や式典の形式によって適切な服装が異なります。招待状をよく確認し、TPOに合わせた服装選びを心がけましょう。
時間帯 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
日中 | ディレクターズスーツ | アフタヌーンドレス(膝丈か、それよりも少し長めの丈) |
夜間 | タキシード | カクテルドレス(膝丈よりも短い丈) |
男性の準礼装
– 男性の準礼装
男性の結婚式の服装で、正礼装であるモーニングコートに次いで格式が高い準礼装。
一体どのような服装をすれば良いか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
基本的にはスーツスタイルですが、昼と夜とで異なる装いをするのがマナーです。
-# 昼間の準礼装
昼間の結婚式には、ディレクターズスーツと呼ばれる準礼装を着用するのが一般的です。
これは、ブラックスーツにベストとネクタイを合わせたスタイルです。
シャツは、襟が燕の羽のように尖った「ウィングカラーシャツ」と呼ばれる白いシャツを着用します。
ネクタイの色は、落ち着いた印象を与えるシルバーグレーがおすすめです。
-# 夜の準礼装
夜の結婚式では、タキシードが準礼装となります。
タキシードは、燕尾服を簡略化したような evening jacket(夜用のジャケット)で、
結婚式などの夜会で着用されることの多い礼服です。
タキシードには、黒い蝶ネクタイとカマーバンドを着用するのが正式なスタイルです。
カマーバンドとは、腹部に巻く帯状の装飾品です。
シャツは、襟が折り返された「タキシードシャツ」と呼ばれる白いシャツを着用します。
靴は、光沢のあるエナメル素材のものが適しています。
結婚式は、新郎新婦をお祝いする特別な日です。
服装のマナーをしっかりと守り、
ふたりへの祝福の気持ちを込めて式に参列しましょう。
時間帯 | 準礼装 | ジャケット | シャツ | ネクタイ | その他 |
---|---|---|---|---|---|
昼間 | ディレクターズスーツ | ブラックスーツ | ウィングカラーシャツ(白) | シルバーグレー | |
夜 | タキシード | 燕尾服を簡略化(evening jacket) | タキシードシャツ(白) | 蝶ネクタイ(黒) | カマーバンド、靴はエナメル素材 |
女性の準礼装
– 女性の準礼装
女性の準礼装は、結婚式や披露宴など、華やかな場にふさわしい、上品で華やかな装いを指します。基本的にはドレススタイルとなりますが、昼と夜ではふさわしい服装が異なります。
昼間の結婚式や披露宴には、-アフタヌーンドレス-と呼ばれる、膝丈のドレスを選びましょう。上品で清楚な印象を与える丈感がポイントです。素材は、シルクやレースなど、光沢や透け感があり、華やかな印象を与えるものがおすすめです。色は、パステルカラーなど、明るい色が人気です。
アクセサリーは、パールのネックレスやイヤリングなど、上品で華やかなものを選びましょう。バッグは、小さめのハンドバッグがおすすめです。
一方、夜の結婚式や披露宴には、-カクテルドレス-と呼ばれる、膝上丈の華やかなドレスを着用します。昼間よりも華やかな印象のドレスを選び、光沢のある素材や華やかなデザインのものがおすすめです。素材は、サテンやベルベットなどが人気です。
アクセサリーは、昼間よりも華やかなものを選び、大ぶりのイヤリングやネックレスなどを合わせると良いでしょう。ストールやショールを羽織るのもおすすめです。
いずれの場合も、露出の多い服装や、花嫁よりも目立つような華美すぎる服装は避け、TPOに合わせた上品な装いを心がけましょう。
結婚式での注意点
– 結婚式での注意点
結婚式は、新郎新婦の新しい門出を祝う特別な日です。招待されたゲストは、祝福の気持ちを込めて参列します。その際、服装や振る舞いには、結婚式の場にふさわしいマナーと配慮が必要です。
特に服装は、新郎新婦よりも目立つ服装は避け、失礼のない装いを心がけましょう。一般的に、白は花嫁の色とされているため、白いドレスは避けるのがマナーです。また、華やかな席ではありますが、あくまでも主役は新郎新婦です。過度な露出がある服装や、派手すぎるアクセサリーは控えましょう。
素材選びにも注意が必要です。殺生を連想させる毛皮や、動物の革製品の使用は控えるのが良いでしょう。
結婚式は、新郎新婦にとって人生の大切な節目となる一日です。招待されたゲストは、お祝いの気持ちを持って、マナーを守り、節度ある服装で参列しましょう。新郎新婦への配慮を忘れずに、心に残る素敵な結婚式にしましょう。
時間帯 | 準礼装 | ジャケット | シャツ | ネクタイ | その他 |
---|---|---|---|---|---|
昼間 | ディレクターズスーツ | ブラックスーツ | ウィングカラーシャツ(白) | シルバーグレー | |
夜 | タキシード | 燕尾服を簡略化(evening jacket) | タキシードシャツ(白) | 蝶ネクタイ(黒) | カマーバンド、靴はエナメル素材 |